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実家の父の字

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実家に行くと 台所でまず父の文字が目に飛び込んでくる。 左はたぶん神戸の震災の後に書いたものだと思う。右は10年ぐらい前のもの。煮炊きしながらうろちょろする母へのメッセージだ(笑) ホワイトボードに書いている。
老健に入っている父はもう字を書くことができない体になってしまったから 母が「お父さんの字は消せないわ」と ちょっとさみしそうに言う。切ない気持ちと懐かしい気持ちが交差する実家の台所。

父は優しい人なので 叱られたことはないのだが 短大を卒業して就職した小さな会社をやめて 通信教育のスクーリングに行く話をした時だけは きびしい表情で反対された。
教員になるために仕事をしながら勉強をしていたことを父は母から聞いて知っていたはずなので、まさか反対されると思わず 愕いてしまった。勤めていたのは 両親の知人が専務をしていた会社で その方の口利きで就職できたので 1年足らずで辞めるのは許されないと父は言うのだ。父の言うこともわかるが 私としては「はいわかりました。やめません」などという気はさらさらなく 父にくってかかっては辞める!だめだ!の押し問答。 そんな状態が3日ぐらいかかっただろうか・・・ 最終的にはやめることを認めてくれた父だった。


その後20年ぐらいたって 父にその時のことを聞いたことがある。
「どうして お父さんは あのとき会社を辞めることをあんなに反対したの?」父は「反対されても自分の想いを貫き通すぐらいの気持ちがなければだめだから あえて反対したんだよ。」といいながら笑った。

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コメント

>吾亦紅さん
今日の福岡地方は大雨です!ほどほどの雨というのがいいのですが 極端な天気が多くて困ったものです。
こちらこそ ご無沙汰しておりま~す。歳とともについつい昔話が増えてきた私ですが 書けるときに書いておかないと!と思ってます。
吾亦紅さんのお庭は猛暑も花が絶えないでしょうね。さっそくお庭訪問にうかがいま~す。

投稿: つれづれ | 2013/08/30 18:59

ゆさん
親と子でいやでも向き合わう時期が男女を問わずあるような気がします。特に男の子は思春期が山でしょうか・・・。でも参考になんかしないほうがいいですよ。ケースバイケース!子育てに正解はないと思います。

投稿: つれづれ | 2013/08/30 18:54

こんにちは~~
お久しぶりです、もうすっかり
落ち着かれたようですね~~
素敵なご両親ですね~~
キッチンの思い出多い文字も
消せませんね~~
お近くに住まれて便利になりましたね

このところ涼しい風が吹いていましたが
台風の影響でまた蒸し暑くなりました~~
九州への影響が無い事祈ります~~

投稿: 吾亦紅 | 2013/08/30 15:54

なるほどねと、とても参考になる話です。
これからの子どもの進路に役立てようと思います。

投稿: ゆ | 2013/08/30 08:40

>nunkikiさんへ
昔話です( ^ω^ )
父が衰えていくのを身近でみるようになったので いろいろ思い出してしまいます。
親から精神的に自立していくときに 親とのバトルはさけられないのかもしれませんね(笑)
親なればこそ そんな子供を許して見守ってくれるのでしょうね。

投稿: つれづれ | 2013/08/28 13:46

なんだか私の若い頃と似てますね
私も父の口利きで取引先に就職し、1年足らずで反対を押し切って転職した経験があります
わたしの場合夢を追いかけたわけでは無いのでつれづれさんとは違いますけどね(^-^;
それ以来、親といえども頼らずに自分の出来る範囲でやろうと思いましたわぁ
・・・昔話ですね

投稿: nunkiki | 2013/08/27 22:14

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